認定看護師について
大田原赤十字病院 認定看護師会の紹介
特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践のできる認定看護師は、看護現場における看護ケアの広がりと質の向上を図ることを目的として活動しています。平成20年4月、認定看護師会が看護部内に組織されました。定例会は2ヶ月に1回、ディスカッションを行っています。認定看護師教育課程の修了したばかりの看護師から2度目の更新を向かえる看護師までおり、情報交換をしたり各分野の活動を推進していくために相互扶助を行ったりしています。
当院は、平成23年1月現在、感染管理、集中ケア、皮膚・排泄ケア、がん化学療法看護、小児救急看護、透析看護、糖尿病看護、救急看護の8分野において9名の認定看護師、2名の教育課程修了者がいます。
それぞれの活動や抱負をご紹介します・・・。
感染管理認定看護師:仲澤 恵
2001年に資格を取得しました。毎週ICTラウンドを行い、現場での感染防止策を確認したり、教育や指導を行ったりしています。ICT活動はチーム医療の先駆けであると思います。ICNは多職種との調整を図りリーダーシップを発揮していくことが期待されています。医療関連感染を低減するという目的をひとつにして、他職種の専門家と共に活動することで「手ごたえ」や、感染上の問題解決に至った時の「感染管理活動の醍醐味」は達成感やモチベーションの向上にも繋がっています。
感染管理認定看護師:藤田 明美
私が感染管理認定看護師となってから約2年が経過しました。現在、専従担当者です。週2回のサーベイランスラウンドを医師、薬剤師、細菌検査技師と行い、感染対策・予防活動を行なっています。私が大切にしていることは「ベッドサイドからの感染対策!!」です。これからも、現場が実現可能で継続できる感染管理を行っていきたいと思います。
集中ケア認定看護師:福西 由貴子
私は、認定を取得してから、5年が経過しようとしています。取得直後は、自分の役割や、何ができるかわからず、手探りの状態で活動を行ってきました。しかし、現在では、ICU内での活動をはじめ、RST、NSTと院内を横断的に活動できるようになりました。今後とも、自己研鑽を積み、さらに患者様の早期回復に手助けできるようにしていきたいと思います。
皮膚・排泄ケア認定看護師:川上 小百合
医師や他職種と協働して、手術創や床ずれなどの治癒環境を整えるためのケア、ストーマケアや便尿失禁による皮膚障害に対する予防・治療的ケアに関する院内での横断的な活動(実践・指導・相談)に関わっています。また、地域の医療施設等からの依頼により、スキンケアや褥瘡ケアに関する学習会への参加なども行っています。
がん化学療法看護認定看護師:福島 慶子
2008年度に資格取得をし、3年目を迎えました。現在は、外来化学療法室で勤務をしています。数年前に比べると治療を受ける患者さまの増加、治療の向上とともに複雑化が進行しています。まずは第一に患者さまが安全に抗がん剤の投与が出来るように心がけています。また、副作用予防・出現後の対策・心理的社会的支援など個々に合わせた対応・活動をしています。院内の多様な問題にも対応をしていきたいと思います。
小児救急看護認定看護師:野澤 美枝子
私は、大半が一次救急の患児が占める救急外来にて緊急度の高い患児を見極めるトリアージ、救急救命処置を含めた適切なケアの提供、 育児指導、虐待の早期発見・予防を行っています。大切にしているのは、医療の中の子どもの権利です。私は救急外来で一分間プレパレーションを行っています。 これは子どもの発達段階を考慮し短時間で処置の内容を説明し、子どもの頑張るカを信じ子どもが頑張ったと思える関わりを行うことです。 子どもが病院を怖いところとイメージするのではなく、自分が頑張れる場所・成長できた場所と思ってもらえる関わりを持つように心掛けています。
透析看護認定看護師:高久 弥生 , 飯村 中二
血液透析を始め、血漿交換、ビリルビン吸着、薬物吸着、エンドトキシン吸着などに取り組んでいます。維持透析患者さんとの関わりを通じて、療養生活で困っていることなど相談にのれる様にしています。また、スタッフへの教育も大きな役割です。勉強会やケースレポートなど計画を立てて実践しています。糖尿病教室では、糖尿病腎症を担当し合併症予防に努めています。腎機能障害が認められる患者さんに対しては、外来での関わりを通して、腎不全状態からなるべく透析に至らないように、日常生活の過ごし方など具体的な指導を行っています。
糖尿病看護認定看護師:関谷 幸子
糖尿病患者さんとの関わりで、やる気が感じられない、何度指導しても食事療法を守れないなど困った経験があるのではないでしょうか。実はそんな患者さんもじっくり話を聴いてみると、1人で悩んでいたり自分なりにやってはいるのだけれど今の自分に合った方法を見つけられず血糖値の改善に繋がらない方が沢山いらっしゃいます。患者さんの言葉で患者さんを理解し、その患者さんに合った療養行動を一緒に考えていく。そう心に留め院内を横断的に糖尿病療養援助に励んでいます。
救急看護認定看護師教育課程修了:釜井 梢
2010年に救急看護認定看護師教育課程を修了しました。現在は、今後認定看護師として活動していくために救急領域の現状把握を行うと共に、救急外来でスタッフの看護実践モデルとして活動しています。今後、看護の質向上に向け、看護師ひとり一人が思いやりの気持ちを持ち、突然の事で精神的に危機状況にある患者さま家族への看護を提供するよう心がけています。医師と協同関係を築き、救急受診する患者さまが迅速かつ最善の医療が受けられるように取り組んでいきたいと思います。
がん化学療法看護認定看護師教育課程修了:郡司 洋美
2010年に認定看護師教育課程を修了し、現在は、外来化学療法室に勤務しています。5月に行われる認定審査試験合格に向け、地道に努力をしています。日々の関わりの中で化学療法を行う患者さまが治療を納得して、そして安全に、少しでも苦痛が少なく治療を受けることができるよう支援することを心がけています。そして医師や薬剤師など他職種とも連携を取り、患者さまや家族のケアを行っていきたいと思っています。



