耳鼻咽喉科について


大田原赤十字病院は、地域の中核病院としての機能を持っています。
耳鼻咽喉科では、入院治療が必要な手術患者、悪性腫瘍患者などの治療を主に行っています。

平成23年度から日本耳鼻咽喉科学会研修指定病院にも認定を受けています。
平成27年4月から常勤医1人、非常勤医8人体制に変わっています。
大きな手術が必要な場合や悪性腫瘍の方など、大田原赤十字病院では対応が困難な場合は関連病院へ紹介を行ってくれます。

特に、声の質を改善する音声外科手術、頭頚部悪性腫瘍に対する治療が行われており、院内の関連性のある診療科と連携しながらの治療を行っています。

現在では、全身麻酔下手術は、火曜午後と水曜午前を主として行っています。
また、局所麻酔下の手術は月曜午後に行うようにしています。

鼻や扁桃の一般的な手術などを始め、最近は頭頸部腫瘍、声の質を改善する音声外科手術など手術の症例も増加しています。

大田原赤十字病院の耳鼻咽喉科の外来は、基本的に月曜日、火曜日、木曜日、土曜日です。
水曜日は午前に手術が行われるので、午後に紹介状を持参した方や予約のある方のみ診療を行います。

また、火曜日、木曜日、金曜日は、医師は交代制で予約のみを診療すようになっています。
初診に対応しているのは、午前中の診療日ですので、注意をしておいてください。
交代制になっている時間帯では、非常勤の医師が交代で診療を行っています。

そして、水曜日と木曜日の午後に補聴器外来を予約制で開設しているので診療してもらえます。
補聴器業者と医師とがしっかりとした連携を取ってくれた上で、補聴器の調整を行っているので聴こえの悩みがある方にはお勧めです。

大田原赤十字病院では、紹介状を持っている患者や予約患者を優先するシステムになっているので、曜日や混み具合によっては、待ち時間が長くなってしまう場合があることを把握しておく必要があります。

歯科口腔外科について


大田原赤十字病院は様々な科を持つ総合病院です。歯科部門では、歯科口腔外科があります。
歯科口腔外科と言っても口の中の手術ばかり専門でやっているわけではありません。もちろんそれもありますが、扱いは多岐に及びます。診療する病気の症状としては、歯性感染症、摂食嚥下障害、親知らずなどの埋伏歯抜歯、白板症、天疱瘡などの粘膜疾患、嚢胞性疾患、有病者歯科治療、障害者歯科治療、静脈内鎮静の他、インプラント治療や歯科矯正治療などがあります。そして歯の脱臼や顎の骨折など顎顔面外傷に対する治療もします。この際は噛み合わせなどの機能性回復も十分に考慮に入れて治療します。口腔ガンや良性腫瘍に対する外科的アプローチも行います。手術、再建、化学療法、放射線治療などを一貫して行える体制が整っています。ただし、義歯やう蝕などの一般歯科治療は行っていませんので、かかりつけの医療機関に相談してください。
大田原赤十字病院の歯科口腔外科には常勤医師が4名、非常勤医師が5名、歯科衛生士5名に看護師1名のスタッフで連携を取り、上記症状に対する真摯な治療を心がけます。幅広い症状をカバーしながらも、口腔外科疾患、特に口腔ガンについては日本口腔外科学会専門医、指導医や日本がん治療医機構がん治療認定医が対応。歯科矯正治療に関しては日本矯正学会認定医が診療を行い、専門性も高めています。
入院、手術には常時対応しています。全身麻酔を行った上での手術件数は毎年約100症例をこなしており、経験や知識、ノウハウの蓄積は患者にとって安心材料です。
病院の基本理念に基づいた、地域に根ざした心ふれあう医療を目指して、各スタッフが自己研鑽に努めています。患者の立場や要望、意見を尊重するため、カウンセリングを欠かしません。それを聞いた上で、プロとして最適な治療を提案します。治療に対する説明も丁寧で患者を安心させます。
大田原赤十字病院は建物の老朽化などに伴い、平成24年7月に移転し、那須赤十字病院に生まれ変わりました。最新機器や最先端技術に加えて、今まで大田原赤十字病院で培った患者との向き合い方を受け継いで、多くの方の口腔内のトラブルを解決しています。

整形外科について


大田原赤十字病院(現、那須赤十字病院)は栃木県北最大の基幹病院として、地域のニーズに応えられる病院を目指しています。大田原赤十字病院は3次救急センターを有しており、各診療科がありますが、その中の整形外科について紹介します。
1 外傷
地域の特性として開放骨折や手指切断が多く、重症外傷に対応しています。腱損傷や神経血管損傷の修復のため、手外科医が常駐しマイクロサージャリーも施行しています。また、手術加療後の偽関節や骨髄炎、変形治療に対する2次治療も行っています。
2 手外科
手の外傷だけでなく、神経障害・腱鞘炎・手や肘の拘縮や変形・腫瘍など慢性疾患にも対応しています。
3 肩関節外科
肩関節とその周囲を扱います。肩疾患を専門に扱う医師がレントゲンやMRI、超音波検査を用いて肩疾患の早期診断を行います。肩の関節鏡手術や人工関節による治療を行っています。
4 下肢外科
加齢とともに関節が変形する変形性股関節症や変形性膝関節症に対して積極的に手術加療を行います。スポーツ外傷に対して関節鏡手術を行い、早期の社会復帰やスポーツ復帰を可能にしています。
5 脊椎疾患
腰椎や頸椎由来の疾患に対して薬物やブロック治療によって保存療法を行い、それでも効果がなく日常生活に支障があるときは手術を行っています。
6 整形外科関連漢方医学
脊椎疾患や四肢疾患に対して積極的に漢方薬を使用しています。慢性的な疼痛の悪循環がある場合、わずかでも症状が改善することで全体像が好転することがあるため、症状に合わせた処方をしています。
7 腫瘍
アテロームや脂肪腫などの軟部腫瘍、内軟骨腫や類骨骨腫などの良性腫瘍を中心に治療を行います。治療は数日入院しつた全身麻酔を使用して行う場合と、局所麻酔による日帰り治療も行っています。
整形外科と一口で言っても扱う範囲は多岐にわたります。大田原赤十字病院は手や肩の専門医を配置し、より高度で専門的な整形外科の治療を受けることができます。大田原赤十字病院は、地域に根ざし、ともに歩み、心ふれあう病院に、をモットーによりよい医療を提供しています。

脳神経外科について


現在は、那須赤十字病院と名称が変わったのが大田原赤十字病院です。

大田原赤十字病院は、脳神経外科を有しているのですが、脳血管障害、頭部外傷、脳腫瘍、小児脳神経外科を主として治療をおこなっています。

こちらの病院では、患者さんとインフォームド・コンセントを基本として、幅広い分野での脳神経外科全般の診療に当たっています。
また、救命救急センターを併設しているので、緊急な状態になった場合でも、24時間いつでも対応が出来る手術や集中治療が受けられます。

もちろん、必要に応じて他の診療科と連携をこまめにとりながら、合併症などのある患者さんにも適切な治療を提供してくれます。

大田原赤十字病院の脳神経外科では、脳動脈瘤破裂によるクモ膜下出血には、早期の手術を基本的に行います。
また、重症のケースや高齢者にも積極的な治療を行うので、治療成績も向上しています。

また、脳ドックで見つかる未破裂の状態の脳動脈瘤に対しては、患者さんと相談をしっかりと行った上で、手術を受けるかどうかを決定します。

高血圧性脳出血の場合は、命の危険、予後を考え、血腫除去術、または、定位的血腫除去術を行ないます。

重症頭部外傷には、手術後に大田原赤十字病院では低体温療法も行える設備を有しているので適切な治療が受けられます。

また、脳腫瘍に対しては、基本的には全摘による根治を目指していますが、神経脱落の症状が出ないように重視した上での治療を進めて行きます。

そして、頭蓋底腫瘍にも、積極的な手術を行います。
悪性脳腫瘍には、手術だけではなく、大田原赤十字病院で可能な放射線治療、化学療法、免疫療法を様々な組み合わせにより総合的な治療を行っています。

このような治療を受けられるですが、大田原赤十字病院では、現在の時点では3人の常勤が診療を行いますが、それ以外でも非常勤の医師の診療も受けられます。
午後の診察時間では、てんかん、血管内治療に特化した診察も受けられるようになっています。

産婦人科について


大田原赤十字病院(現、那須赤十字病院)は栃木県北最大の基幹病院です。地域に根ざし、ともに歩み、心ふれあう病院に、をモットーとしており、地域のニーズに応えることができる病院を目指しています。大田原赤十字病院は3次救急も行っており、各診療科があります。その中の1つである産婦人科について紹介します。

大田原赤十字病院の産婦人科は、近隣の個人医からの紹介も多く、地域の中核病院としての役割を担っています。そのため、夜間・休日も緊急事態に備えて常に十分な人員を確保し診療にあたっています。

1 産科
産科では、年間400~500例の分娩を取り扱っており、希望があれば立会いも可能です。分娩時には、できる限り外来で担当した医師が分娩も担当するように心がけています。リスクの少ない妊婦で希望があれば、助産師外来の受診やバースセンターでの分娩も行っています。出産前後の保健指導や母乳外来も行っており、またトリプルマーカーや羊水検査による出生前診断も可能です。さらに、小児科との連携を密にし周産期センターとして機能しています。

2 婦人科
最新の治療法を含め、医師と相談して幅広い治療法の中から治療を選択することができます。例えば子宮筋腫や子宮内膜症に対しては、薬物療法・開腹手術・膣式手術・腹腔鏡や子宮鏡を使用した負担の少ない手術・マイクロ波子宮内膜アブレーションによる切らない治療法などがあります。悪性腫瘍の治療にも力を入れており、進行状況に合わせた薬物療法や放射線治療、通院での化学療法を行っています。緩和医療も行っており、在宅医療の体制も整えています。思春期や更年期のトラブルにも対応しています。

3 リプロダクション外来
リプロダクション(生殖)外来とは、旧不妊外来のことです。不妊に対しては、まず原因の検索を行い治療法を決定します。原因が分からない場合、より自然に近い治療法から始め、段階的に高度な治療法に移るようにします。専門医による相談・タイミング法・排卵誘発・人工受精・腹腔鏡による癒着剥離術・体外受精胚移植・顕微受精・凍結胚を用いた胚移植など、日本で行えるほぼ全ての治療が可能です。日本不妊カウンセリング学会認定のカウンセラーによる相談も行っています。
このように、大田原赤十字病院の産婦人科では女性のあらゆる悩みに対応し、より高度な医療を提供できるよう体制を整えています。

小児科について


小さいお子様は、大人に比べると免疫力が低いため、発熱をしたり、アレルギー疾患などの病気を発症する場合があります。
普段から信頼できる小児科を見つけておくと、お子様が急病になった時も、迅速な応対なので安心できます。
大田原赤十字病院は、地域に密着した医療を心掛けており、少子、高齢化に伴って、小児科の専門的な知識を持っている経験豊富な医師が在籍をしているので、多くのお子様が診察を受けています。
気温が低下して、空気が乾燥するとインフルエンザや風邪などのウィルスが原因の病気に罹りやすくなります。
咳やのどの腫れ、鼻水、鼻詰まり、発熱、関節痛などが見られる時は、なるべく早めに大田原赤十字病院に足を運んで、診察を受けさせてあげる必要があります。
丁寧な問診や、体温の測定、診察などを行ってから、内服薬を処方してもらったり、必要な場合は注射や点滴をしてもらえるので、辛い症状を緩和する働きがあります。
風邪を放置しておくと、気管支炎や肺炎などの病気に進行する可能性があるので、なるべく早く治療を受ける必要があります。
現代は花粉症や喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患に罹るお子様が増えています。
子供部屋や寝室はこまめに掃除をしたり、ペットとは別の部屋にすることが大事ですが、体の免疫力が低下すると症状が悪化することが多いです。
大田原赤十字病院では、皮膚に赤みや痒みなどがある場合は、外用薬を処方してくれますし、喘息の症状が出ている時は抗ウィルス薬などの内服薬を処方してくれるので、しばらくの間は根気よく続ける必要があります。
喘息は風邪と間違いやすいですが、昼間は症状が軽く、夜就寝してから、咳が出るのが特徴なので、診断が付けやすくなっています。
幼稚園や保育園などに通学をしているお子様は、ノロウィルスなどの細菌性の胃腸炎に罹るリスクが高まります。
嘔吐した食べ物や便は、感染を防ぐために手袋をして片付けるようにして、早めに大田原赤十字病院で診察を受けましょう。

心臓血管外科について


大田原赤十字病院は、現在では、那須赤十字病院に名称が変更されています。
栃木県北最大の基幹病院として、大田原赤十字病院は、地域住民の様々なニーズに対応が可能な基幹病院を目指しています。

大田原赤十字病院には、心臓血管外科があります。
主として診療が出来る病気は、まず、解離性大動脈瘤の場合、心臓に近い場合は、緊急手術が必要に応じて行われます。
次に、胸部大動脈瘤の場合は、動脈瘤の最大直径が6cm以上か痛みがあれば手術の適応になります。
そして、腹部大動脈瘤の場合には、CT検査を行って動脈瘤の最大直径が5cm以上で手術を勧めるようになります。
さらに、閉塞性動脈硬化症の場合、投薬治療の他には、カテーテルによる治療、バイパス手術かを選んで治療を行います。

その他、急性動脈閉塞症の場合には、24時間以内なら手術で閉塞しているものを取り除いて治療を行います。
深部静脈血栓症は、早期の治療を行うことで腫脹を防ぐことが可能です。
女性に特に多い下肢静脈瘤の診療も多く行っています。
必要に応じて紹介をしてくれます。

このように心臓疾患など、それぞれに適切な手術を行うのが、心臓血管外科の役割です。
そのため、緊急な手術を行うこともありますし、必要に応じてカテーテルを用いた手術やバイパス手術を行います。

大田原赤十字病院の心臓血管外科では、週に一回の診察日になっています。
診察は、金曜日の午後です。
予約外来になっているので、予約外では基本的には診てもらえません。
予約を変更する場合には予め早めの連絡が必要になります。

医学博士、日本外科学会認定医、日本胸部外科学会認定医、身体障害者福祉法診断医、臨床研修指導医養成講習会終了の心臓血管外科の専門医による診察が受けられるので、地域住民の様々な心臓疾患他、下肢静脈瘤を診療しています。

初診の際には、紹介状の他、保険証、高齢者受給者証が必要になります。
再診では、保険証、高齢者受給者証、診察券が必要になります。

内科について


大田原赤十字病院は昭和24年7月に開院し、栃木県の県北最大の公的医療機関として一般治療から高度治療、救急医療など幅広く行ってきた病院です。平成10年には大田原赤十字病院訪問看護ステーションが開設され、在宅医療にも力を入れるようになりました。平成24年7月に移転新築した際に名称を那須赤十字病院と改めました。「マイタウン・マイホスピタル~地域に根ざし、ともに歩み、心ふれあう病院に~」という基本理念のもと、日々診療を行っています。
基幹病院ですので、ほぼすべての診療科が設けられていますが、内科領域では午前の外来として、初診・総合・呼吸器・禁煙・循環器・消化器・血液・神経・内分泌・リウマチ・腎臓外来が開かれています。午後は専門外来として、呼吸器・リウマチ科、血液、腎臓、循環器ペースメーカー外来が設けられています、こちらは基本予約制となります。内科の中でも特に力を入れているのが呼吸器内科です。気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患、肺線維症、肺がん、睡眠時無呼吸症候群などの診断・治療を行っており、超音波気管支鏡の導入によって気管支鏡検査の正診率向上を図っています。また在宅ケアスタッフとの連携のもと、在宅酸素・在宅人工呼吸器療法・非侵襲的葉厚換気療法(NPPV)を用いた呼吸不全治療なども積極的に行っています。呼吸器系の疾患に大きく関わっている喫煙に関しては、禁煙外来を開設して、保険診療による禁煙治療を進めています。
大田原赤十字病院(現・那須赤十字病院)は200床以上の病院にあたりますので、初診の場合はかかりつけ医からの紹介状をもって受診するほうがよいです。そのほうが治療や検査がスムーズに進みますし、外来予約もかかりつけ医からとってもらうことができます。紹介状なしでも受診は可能ですが、その場合は医療費にプラスして特定医療費3240円がかかります。
大田原赤十字病院時代からの理念を引き継ぎ、さらに新しい建物と最新の設備を備え、患者さんにとって最良の治療を提供できるようにと日々活動されている那須赤十字病院。今後のさらなる活躍が期待されます。

健康診断について


大田原赤十字病院(那須赤十字病院)さんでは、人間ドックや各種健診などの健康診断を行っています。
人間ドックは月曜~金曜の平日に実施されています。基本コースのメニューの中には、上部消化管の検査も含まれていますが、曜日によって、エックス線検査か内視鏡検査のどちらかになっていますので、申し込みの際には問合せてみると良いでしょう。

ご希望に合わせて、オプション検査も受けることが出来ます。血液検査オプションは、腫瘍マーカーセットコースの他、胃部関連検査などが選択出来ますし、婦人科オプションでは、子宮頸癌細胞診や子宮体ガンチェック、HPV検査などが受けられます。
領域別ドックとして、脳ドックやレディースドックもありますので詳しく検査を受けたい方にも良いでしょう。
人間ドックを受けるにあたっての注意事項がいくつかあります。健診前日はアルコール摂取や激しい運動は控えること。それから基本コースの場合は夜は8時以降、脳ドックの場合は夜9時以降の食事は禁食です。夕食の食事の量のも控えめにしていただくのが望ましいです。水やお茶は飲んでもかまいません。健診日当日の朝も飲食や喫煙も厳禁です。6時までなら少しの水やお茶は飲んでも良いようです。

大田原赤十字病院(那須赤十字病院)での人間ドックやレディースドック、脳ドックはともに予約制となっています。電話でも受け付けていますし、直接、大田原赤十字病院(那須赤十字病院)健診部へお訪ね頂いても良いでしょう。FAXやメールでも予約の受付を行っているので、そちらからの申し込みも可能です。予約後、案内書が送られてきますので、案内書に従ってください。

大田原赤十字病院(那須赤十字病院)で受けた人間ドックの結果は検診日から約一ヶ月後に郵送で届きます。健康診断の検査結果は、内容にもよりますが、1週間から2週間ほどで送られてくるようです。人間ドックや健康診断をお考えの方は、ご参考にさなってください。

救急外来について


大田原赤十字病院は、現在は那須赤十字病院と名称は変更されていますが栃木県の大田原市にある医療機関として知られています。この病院は日本赤十字社の栃木県支部が設置する病院として現在も地域診療をしっかりと支える存在です。具体的には、2012年に大田原赤十字病院から那須赤十字病院に名称変更すると同時に病院の位置も少し大田原市の郊外のほうへと移転して現在に至っています。
 救急外来については、大田原赤十字病院の頃から医療体制については変わっていません。災害時などを含め患者の病態が緊急を要する時などにおいて傷病者の人々の生命を守るいわば最後の砦としての役割を持っているのが救急外来です。そのため、ここでは24時間常時において救急医療を行っていることが特徴です。
 平成17年度から那須赤十字病院(旧名称大田原赤十字病院)は二次・三次を中心とした救命救急センターとして特化して治療を行っています。さらに那須地域の医師会・その周辺地域の医師会・さらには大田原市内などにある5つの主要な二次病院と連携していることも特徴となっています。
 救命救急センターにおいては現在はICUベッド8床・GICUベッド11床・救急ベッド22床を保有していますのである程度の災害においても対応しやすいように配慮されています。
 救急外来独自の取り組みとしては、平成21年10月1日から大田原のほか黒磯那須・南那須の消防署3署と連携して平日日中にドクターカー活動を導入していることが挙げられます。これは、救急の使命として一刻も早く現場の傷病者の治療を行い助ける確率を上げるために行っているものです。現在に至るまで700件を超える要請があり、多くの命を救っています。
 そのほかの取り組みとしては、災害治療についても既存の日赤救護班のほかにDMATチームも複数備えていることも特徴といえます。色々な災害や救急に関する講習会や訓練などにも参加して日々鍛錬を積み重ねています。